断舎離を悟る。写真の整理
前回の投稿から10日。その間、まさに「たんたん」とした日々なんだが、たんたんはアップしても余り面白くない。などと言い始めると、このブログの存在意義にかかわるので、前回投稿のその後をちょっと。
1)親の代からの分厚いアルバム10冊以上はそのままスキャンに出して終わったらアルバムは捨てる。
2)自分が撮影したものはフィルムの方をスキャンする。それさえあれば紙焼きの写真はもう不要だからどんどん捨てる。
3)だが人に撮ってもらったものは紙焼き一枚しかないから、それはスキャンに出す。
・・・という仕分けでやってみた。
ここまでして、整理の方針さえ決まってしまえば何も今すぐ全部を外注スキャンしなくてもいいじゃないか、家にスキャナーもあることだし、と思い始めた。
現役中の忙しい方なら知らず、僕は退職後で時間があるんだから、ベストショットだけスマホで撮るなりして、フォルダーか、google photoに集め、クラウド上にアルバムを設ければいいや、との結論に達した。
問題は、ネガをスキャンしておけば、データとして総覧、編集ができるのでやりたいのだが、そこまでして保存したり編集したりするほどの作品足りえるのか、という自らの問いかけに負けてしまった。とすれば、・・・
結論。
一番肝心なのは、「整理の方針さえ決まってしまえば」ということだったのだ。
断舎離に必要なのは、物を物理的に減らすのではなく、方針を定める、ということだったのだ。手帳は最初から「振り返らない。いらない。」という方針が定まっていたからあっさり処分できたわけだ。要は頭というか心を整理するのが、断舎離だということだ。
わずかな家族の歴史の象徴的な写真のみ、自家スキャンまたは複写撮影してデジタル保存してさえおけば、火事になったらなったで(笑)もういいや、ということに。
写真やフィルムは物理的にはまだ我が家の片隅に存在するが、自分の中ではもう整理がついた。
スキャン放題
検討のきっかけになったのは、知人が自分もやっていると教えてくれた「スキャン放題」。忙しいが何とかしたい人にはいいかも。期間限定だが、またやると思うよ。
ご家族の写真をすべてデジタル化!スキャン放題 | 節目写真館
おもいどり
iphone専用だが、簡単に、テカることなく、アルバム写真の複写ができるスグレモノだ。
【自分のための心おぼえ】
小学校高学年以降に自分で撮ったモノクロネガ83本、カラーネガ89本、結婚後のカラーネガ(1984~2000年頃までの16年間に)215本。しめて387本。一本平均30コマとして11610ショットを写真のファイルに収めた。2001年頃からのデジタル写真は枚数では数えていないが、300ギガを超えている。
それにしても親が残した写真箱から昔のネガフォルダが続々。レトロ再発見。いいデザインだ。